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AZITO2 【あじとつー】 ジャンル 秘密基地作成シミュレーション 対応機種 プレイステーション 発売元 バンプレスト 開発元 アステック21 発売日 1998年10月15日 定価 6,090円(税5%込) 判定 なし ポイント 版権ヒーロー参戦特撮に縁ある人物含めて大御所声優達を豪快に無駄遣い悪側で悪事を働きまくる方が低難易度怪人もヒーローも使い捨てな「命は金よりも軽い…」世界観アニメ調な絵柄には賛否あるが女性キャラは尽くエロい先に地獄で待っているぞ! アジトシリーズ1 / 2 / 3 / 3D / タツノコレジェンズ バンダイナムコ クロスオーバー関連作品シリーズ 概要 ゲームの特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 地下に秘密基地を建設し、敵対組織と対決するゲーム、『AZITO』シリーズの第2弾。横視点の戦略シミュレーションゲームである。 正義か悪の勢力を選び、兵器や商品を製造・生産したり、ヒーロー・怪人・ロボットを開発し、最終的に敵の基地を壊滅させるのが最終目的。 また、人事に関する問題なども全て指令or総統に委ねられており、職員達の間で内輪揉めを起こさないように配慮を行わねばならないなどの気苦労も体験出来る。 前作は全員オリジナルキャラだったが、本作と『3』は版権作品が参戦している。 今回のラインナップは、昭和仮面ライダーシリーズを中心に、宇宙刑事三部作、戦隊からは『電子戦隊デンジマン』と『超電子バイオマン』の2作品を登場させている。 + 参戦作品一覧 仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー 仮面ライダーV3 仮面ライダーX 仮面ライダーアマゾン 仮面ライダーストロンガー 仮面ライダー(新) 仮面ライダースーパー1 仮面ライダーZX 仮面ライダーBLACK 仮面ライダーBLACK RX 仮面ライダーZO 仮面ライダーJ 宇宙刑事シリーズ 宇宙刑事ギャバン 宇宙刑事シャリバン 宇宙刑事シャイダー スーパー戦隊シリーズ 電子戦隊デンジマン 超電子バイオマン ゲームの特徴 先の通り、正義と悪を選び、正義側なら指令、悪側なら総統となって敵対組織と戦っていく。 まずプレイヤーは地下に基地を造らなくてはいけない。金銭の続く限り基地はいくらでも広げられるが、あまり広げると高い土地代を取られてしまう。 つまり、ゲームを効率的に進めるには、必然的に基地は最低限の内容にすることを求められる。 ユニットには等身大キャラ(主にヒーロー、怪人)と巨大キャラ(主にロボット)の2タイプがいる。また等身大から巨大ユニットへ変身出来るキャラもいる。 等身大キャラは保安室や司令室に駐留させたり指令を下すことができる。ロボットは格納庫に収納し、任意で発進させることが可能。 基地の概要 最低限、施設を基地として成立させるには、司令室と動力室の2つを要する。司令室がやられるとゲームオーバーだが、動力室が破壊されると電力供給がストップして施設機能が停止するため、動力室の破壊もある意味ではゲームオーバーとほぼ同義となる。 この動力室は、地上に繋がる道がないとやがて爆発してしまうため、必ず地上に繋がる出入り口を作らなくてはならない。 自軍の領地内に建設出来るものは以下のとおり。 通路・階段・エレベーター:移動用のチップ。通路には罠付きのものも存在し、敵が通ると自動的に攻撃するようになっている。エレベータは自由に伸縮が可能。 総司令室:プレイヤーとなる指令・総統が駐留している部屋。敵の基地にも存在し、どちらかの司令塔を倒した方が勝利となる。高空爆撃などでここを破壊されてもプレイヤーが死亡と同じ扱いとなるため、やや深いところに作らなければならない。 動力室:施設を稼働させるために必要な機関。何らかの施設・道によってこの部屋と繋げないと、その施設は一切稼働しない。敵の攻撃などで破壊されると先の通り全機能が停止してしまう。 保安室:ヒーローや怪人といった戦力を8体まで配備可能な部屋。敵が部屋に侵入すると自動的に敵戦力と戦ってくれる。諜報や作戦といった指示を出すこともできるが、作戦行動中は当然部屋からは消えてしまう。 研究室:ヒーロー・怪人、商品、そして新素材を開発するための施設。研究にはそれぞれジャンル別の部屋と、兵器に必要なレベルの博士が必要。正義側はヒーロー、ヒロイン、巨大ヒーローが開発出来るが、悪側は怪人しか作れない。 格納庫:ロボットや戦闘機を開発・格納するための施設。大型、小型、左右の4種類存在する。発射口は外まで伸ばさないとロボットが出られなくなってしまう。保安室とは違いロボットの駐留中に等身大の敵が来ても反撃ができないどころか、爆弾などの破壊工作を一方的に受けてしまう。 工場:弾薬や商品を生産する施設。数の概念が存在するものは、いくら開発してもここで生産しないと何の効果も産まない。騒音を発するため、一部施設と隣接させると苦情が出てストレスが溜まる。 保養室:博士や工場長を休ませる場所。反逆度と呼ばれるステータスが下がる(後述)。 カモフラージュ:名称的には敵の目を欺くための施設に見えるが、実際は単に開発した商品を売るための施設。よって、いくら出入口をカモフラージュで覆っても敵戦力は迷わず侵入する。それどころか敵の攻撃で為す術もなく破壊される。 砲台:敵戦力を攻撃するための施設。バリアなど敵の攻撃から守るためのものもある。 人員 それぞれ人員にもヒーローと同じく戦闘用のステータスが設定されており、一部のキャラは戦闘を行えるレベルの者もいる。 博士には低い方から助手、准教授、教授のレベルが存在する。一部の兵器は(最強型など)は基本的に教授がいないと開発することができない。 人員には反逆度、すなわちストレスが設定されており、博士、工場長は休ませずに働かせると問題行動(セクハラ、対立など)を起こしたり、ストライキを起こしたりしてしまう。 人員は攻撃などにより死亡したりするが、二度と使えないということはなく、再雇用することで復活する。ただし雇用費は馬鹿にならないため、反逆値回復のための再雇用戦法は費用対効果が悪い。 余談だが、人物設定の中にはよく見ると敵と味方の間で血縁関係や因縁があったりすることがある。あくまで設定だけで物語上関わってくるのは一部だけだが。 正義と悪の違い ストーリー上、プレイヤーが基地の指令となる理由はほぼ同じで、おおまかに言うと脱サラして司令になったプレイヤーが後に正義をなすか世界征服を志すかの違いでしかない。 ユニット的な違いとして、正義側は攻防バランスが取れていて。悪側は攻撃力が高く防御力が低い。 正義側のヒロインは攻撃力が低いが防御力がかなり高く必殺技の攻撃力がヒーローより高く設定されているので、瀕死のヒロインが必殺技を乱発し思わぬ戦果を上げる事がある。 コマンド的には、悪側のみ「作戦」という特殊コマンドを実行が可能で、実質正義よりできることが多くなっている。「作戦」を実行することで資金を得たり、敵戦力に打撃を与えることが可能。作戦がヒーローに見つかり退却せずに戦闘に突入すると一定の確率と相性にて作戦の成否が判定され、負けると作戦実行中だった怪人は死亡し再開発する必要がある。 正義側はこれがない代わりに、諜報中に悪の組織の作戦を阻止するイベントが発生。失敗したり、阻止することを拒否するとデメリットが起こる。ただしヒーロー故に成功しても報酬はなし(*1)。失敗してもヒーローは死亡しない。このため、「諜報」で起こるイベントが悪よりも多い。 先の通り、正義側は開発出来る等身大兵器のジャンルが広い。ヒーロー、ヒロイン、等身大ヒーローにはそれぞれ相性の良し悪しがある。 悪側は巨大ユニットとしてロボット以外にも怪獣を開発出来る。また戦艦に対して要塞を開発出来る。 難易度的には正義側がやる事の少なさ、ヒーローの死ににくさ等からシステムに慣れていない初心者向き、悪側がやる事の多さや怪人の死にやすさから再開発が頻繁に必要な為、ゲームのシステムに慣れた上級者向けとなる。 前述した作戦により有利な効果を得られる為、プレイスタイルによって単純に悪側の難易度の方が難しいと言う事は無い。むしろできる事の少なさから後述の様に正義側の方が難しいという声もある。 ゲーム上あまり関係はないが、このゲームはゲームの状況を常に知らせてくれるオペレーターを変えることが可能だが、正義側はほぼ全員女性である。 悪は戦闘員や宇宙人など、パンサーレイコやピロン星人以外はまるで華がない。その代わり各声優は超豪華であり、悪役好きにはたまらないチョイスである。 評価点 版権ヒーローや怪人達に指示出来る快感 ほぼ声優は全て代役となっているが、それでも版権ヒーローや怪人達を操れる本作特有の快感はなんとも言えない魅力がある。 なお、ヒーローや怪人達はHPが一定以下となると必殺技を乱発するようになる。 悪に関しては、作戦を立てられる点が特に雰囲気作りに貢献している。 銀行強盗に幼稚園バスジャック、果ては今やったらいろいろと問題になりそうな大津波作戦など、内容も豊富。季節限定の作戦もある。 シミュレーションゲームとしての程良い難易度 ただ敵を倒せば良いだけではなく、金策、人員の福利厚生、敵を探ったり新たな戦力を手に入れるための諜報を事細かに指示しないと、クリアすることは難しい。 さらに秘密基地を広くすると、それだけ土地代を取られるという要素も生々しくゲーム難易度を温くしないように貢献している。 土地代を気にしてあまり狭い基地にすると、今度は敵に突破された時に時間が稼げないなどの弊害も生まれる。 豊富なイベント、ボイスパターン ゲームの状況通知をしてくれるオペレーターは双方に数人おり、プレイヤーの好みで変えられる。それぞれ設定が作りこまれており、口調も全員違う。 オペレーターを変えることによるゲーム的な効果は特にない。ただリアルに少年だった当時のプレイヤーは、恥ずかしくてわざと男性系のキャラ(正義はコンピュータくらいしかいないが)にしていたとも…。 人員に休養を取らせるためのイベントとして、里帰りや慰安旅行など、妙にリアルなイベントが挿入される。 ちなみに温泉イベントでは女性オペレーターの温泉シーンが挿入される。 女性キャラのセンス 正義側のヒロインは、所謂セーラームーンといった系統のキャラよりも、特撮ヒロインや昭和寄りのコンセプトのキャラが多い。 敵味方問わず、女性キャラのデザインは後にアダルトゲームメーカーに転向する製作社の才能が光っており、どれも色気がある。 オペレーターも正義側は主に清純派やカタコト系キャラ、悪なら女幹部的なキャラといろいろ用意されている。勿論どれも色気がある。 豪華声優によるお遊び感たっぷりの演技 大塚明夫氏・松本保典氏などといったベテラン声優が普通に参加。二又一成氏は特に正義のヒーローと悪の怪人両方を演じている。 二又一成氏は経験もあってかヒーローから雑魚怪人まで雰囲気たっぷり。大塚明夫氏は小物を含めて怪人を担当しているが、小物キャラはそれほど演じないせいか、とても楽しそうにやられ台詞のアテレコを行っている。 特に諜報中、敵に襲撃されて死ぬシーンは、かなりノリノリで演じているのがわかる。 敵側や老人系キャラにも、永井一郎氏・飯塚昭三氏・加藤精三氏・小林清志氏といった、特撮でのアテレコ経験のある超大御所声優ばかり起用されている。 特に永井一郎氏が読み上げる悪の「作戦」の雰囲気たっぷり。バレンタイン作戦では、ちょっと意地の悪い口調のナレーションも聞ける。 女性声優では、幼児キャラの声優として有名なこおろぎさとみ氏から、当時『新世紀エヴァンゲリオン』などで、声優界において超売れっ子だった林原めぐみ氏まで、こちらも様々な有名声優が参加している。 賛否両論点 兵器(ヒーローや怪人)達の仕様 ヒーローや怪人は倒されると死んでしまう仕様で、再度使用するには再開発を行わなくてはならない。原作の幹部級である死神博士(*2)やジェネラルシャドウもバンバン造ることが可能。ショッカー首領ですらユニット扱いである。 「ヒーロー・ヒロインが簡単に死亡し、しかも再生怪人のように再度開発しなくてはいけない」という点は否定的な意見が多い。 一方、この点は「ヒーローは強化改造、悪は再生怪人を作っている感じでむしろこの仕様が良かった」「難易度を上げている要素だった」として評価される部分もある。 また、博士や工場長も、何度死んでもすぐに金で雇うことができる。命の扱いが非常に軽すぎる。 先の通りこの仕様を好むプレイヤーも多くおり、大きく賛否が分かれる部分の一つ。 人間の絵柄が全員アニメ調 本作は特撮という観点で見ればまるで掠ってもいない当時のオタク向けアニメ調。 ヒーローや怪人に関してはそれとは逆に特撮調の絵柄になっているため、この点に関しての文句は少ない。 また、鉄人28号をモチーフとしたオリジナルヒーロー「爆発闘神 ジェネレンガー」に関しては、ジェネレンガーを操る少年が特撮調の絵柄になっている。 この点はアニメ調の絵柄を許容出来るか否かという点で賛否が分かれている。 ヒロインへの過剰な力の入れよう 仮面ライダーなどのヒーローキャラは汎用の台詞が使用されているが、ヒロインはほぼそれぞれのキャラに特殊な台詞が用意されているなど扱いの差が激しい。 隠しヒーローや怪人なども特殊な台詞パターンが用意されているなど、何故その労力を版権ヒーローに割かなかったのかと思わずにはいられない。 一方で、本作のヒロインの作り込みは伊達ではなく、それぞれ非常に個性的な設定と台詞が用意されているため、ヒロイン好きにはたまらないものがある。 それぞれ元ネタらしきものが感じられるキャラや、独特の雰囲気を漂わせるキャラもおり、本来の用途ではないだろうが、あれこれ元ネタを邪推する楽しみはある。 問題点 正義側と悪側の難易度の大きな相違 悪側は作戦行動により一方的に正義側へダメージを与えたり、銀行強盗や盗掘などの犯罪を行って金銭を獲得するなどができるが、正義側にそれはなく、この点が勢力ごとの難易度を大きく分けている。 さらに正義側は、ある程度兵器レベルの高いキャラを諜報に出しておかないと、一方的に悪の作戦で被害をもたらされてしまうため、戦力分配も難しい。 一応、兵器の性能は正義側のほうが総合的に上である。 諜報で隠し博士を発見出来るのがヒロイン限定。しかも悪は強制連行して仲間に加えるのに対し、正義は正規雇用費の二倍を契約金として支払わなければならない。 悪における作戦がないが、阻止すると「作戦」に似たような効果が得られるイベントはある。だがどう足掻いても受け身になってしまうので効果的に活用するのは難しい。 正義の味方なのに、商品を作ってセコセコと金策を行い、たまに仮面ライダーなどのヒーローが拾ってくる大金に一喜一憂する司令官(プレイヤー)の姿を思うと、どこか虚しい。 処理落ちの激しさ 序盤はまだ良いが、後半になると敵・味方ともに兵器数が増えて段々ゲームそのものの処理が逼迫するらしく、終いには常時処理落ち状態になる。 戦闘中は特にそれが顕著。これさえなければ良作判定をつけても良いというくらいに、本作の評価の足を引っ張っている。 これのせいで下手をするとプレイ時間が無駄に伸びてしまうこともある。後半はプレイヤースキルに加えて忍耐も求められるとは…。 特撮の雰囲気から逸脱した要素 「脱サラして司令官になったけど、バブルが弾けて大ピンチ。でも捨てる神あれば拾う神ありで現在に至るよ」という内容は、特撮をやや茶化しているような感がなくもない。 終盤のストーリー展開は、スパロボ的な厨ニ臭さもごくわずかながら混じってくるため、これまた雰囲気を台無しにしていると指摘されがち。 工場の仕様 各工場には1人以上の人員(工場長)を配置することができる。人が増えれば生産効率が上がる、とおもいきや、全くの無駄である。 むしろ本作の仕様では、低い性能のキャラに合わせて生産効率が変わるため、むしろ2人以上いると能率が下がってしまう。 1、2人まともな工場長を雇っておけば、それ以外はむしろ解雇した方が良いという、これまた世知辛さを感じる仕様である。 イベントで仲間になる宇宙人の工場長が5名いるが、彼等を起点として徐々に出来の悪い工場長を辞めさせていくのは定石。あまりにも悲しすぎる。 総評 好みが分かれる部分はあるものの、ゲームとしては「秘密基地シミュレーション」というコンセプトを上手く昇華している。 本作はアニメにも特撮にも精通しているユーザーにはオススメできる作品と言える。 しかし、深刻な処理落ちに関しては致命的なレベルで、根気のないプレイヤーはこれで挫折してしまうこともある。 余談 2000年2月17日に、続編となる『アジト3』が発売された。 「人間の絵柄が昭和の特撮調となっている」「倒された兵器はHPが1になって戻る」など、本作からの変更点が多くみられる。
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マージャン★ドリームクラブ 【まーじゃんどりーむくらぶ】 ジャンル 4人打ち麻雀ゲーム 対応機種 Xbox 360プレイステーション3 メディア 【360】DVD-ROM【PS3】BD-ROM 各1枚 発売元 D3パブリッシャー 開発元 ドリームエックスクリエイトタムソフト(メイン開発)サウンドエイムス(音響) 発売日 【360】2012年3月29日【PS3】2012年4月5日 定価 7,140円(税5%込) プレイ人数 1人(オンライン時最大4人) レーティング CERO D(17才以上対象) コンテンツアイコン セクシャル 判定 なし ポイント 『ZERO』までのヒロイン+αと麻雀する外伝作麻雀未経験者への配慮が手厚い原作のキャラ性やバカゲー要素も健在ストーリー性の薄さ等でファンアイテム止まり感は否めず ドリームクラブシリーズ 概要 本作のモード 本作の特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『ドリームクラブ』および続編『ドリームクラブ ZERO』のキャラクターを起用した麻雀ゲーム。 舞台は 「雀荘ドリームクラブ」 であり、本家のドリームクラブとは別の系列店とされている。 本シリーズで攻略対象であった各ヒロイン達についても、本作中では「ホストガール」ではなく「女性会員」と呼称されている。 開発は本家シリーズと同様にタムソフト。 このゲームのように本来の作り手が監修だけで中身は別会社が制作している、ということは無いのでその点はご安心を。 本作のモード 入門モード 雀荘ドリームクラブの「受付」が麻雀のルールについて説明するモード。内容は基本的なルール説明や役の他、用語集など中々充実している。 また、受付のフルボイスで説明される為、常用されない難読漢字が大半を占める麻雀用語を耳で聞いて覚えることが出来る。 対戦モード 女の子を3人指名して、4人打ちで自由に対局することが出来る。 対戦相手として選べるのは、過去作でホストガールを務めた13人。さらに条件を満たすと受付を対戦相手として解禁でき、合計で14人となる。 1位になれば3人から祝福され、そのうちの1人からコメントを貰える。 夢王戦モード 予選と決勝に分かれるリーグ戦。予選は全13回戦(一人一回ずつ休みが入る為実際には12回)で、総合順位2名が決勝リーグへ勝ち上がれる。勝ち抜いた2名と王者である魔璃と受付を交えた4人で5回戦を戦うことになる。 メインモードと言える位置づけにあり、優勝するとエンディングとなる。 優勝後は受付を対戦モード及びギャラリーモードで選択できるようになる。 応援モード 1人の女の子を指名して、彼女に応援してもらいながら戦うモード。「タンヤオを狙うのはどう?」「対面がそろそろ張ってそう」「これじゃフリテンだよ~」といった助言を受けることが出来る。その他、女の子の雑談もたまに入る。 1位になると指名した女の子からキスや愛の告白といったご褒美が貰える。 このモードでは俯瞰視点限定で、対戦相手は2Dキャラのみとなる。 2Dキャラは本家ではメールを送ってくるだけだったシゲや、遙華のSPであるスミスとウェッスン、DLCで購入可能だったバックダンサーのユウ&エル、名前だけ登場していた理保の妹である双葉真琴など。SIMPLEシリーズでおなじみの麗子先生もゲスト出演している。 オンライン対戦 最大4人まで参加できるオンライン対戦。女の子を一人指名して応援してもらうことが出来る。後述するドリームカードは使用不可能。 ギャラリーモード キャタクターのカスタマイズをする項目。髪型や服装といった項目を設定することで対局や応援モードに反映される。 受付はメニュー画面や入門モードでも指定した衣装が反映されるため、着せ替えた衣装によっては明らかに雀荘とは違う店の絵面になる。 本作の特徴 視点切り替え 麻雀ゲームで一般的な俯瞰視点の他、実際に席に座っている状態を表したリアル視点に切り替えることが出来る。リアル視点では実際に牌をツモって切る動作を見ることが出来る他、カメラを操作して女の子達をアップで見ることが出来る。 あまりにも撫でまわすように見過ぎると怒られたり、気持ち悪がられるので注意が必要。実際のゲームに影響はない。 女の子達のモーション及びリアクション 3Dキャラとの対戦ではポンやカンといった鳴きの際にモーションが入る。リーチ時にも専用のモーションと同時にBGMが変わって女の子の持ち歌が流れ出すという演出が入る。受付も今作で初の持ち歌「風を集めて」を披露している。 女の子が和了した際にも特別な演出が入る。役の大きさによって細かに演出が設定されており、セクシーなものから可愛らしいものまで多数存在する。 背景に魔法陣を作り出して呪文を詠唱する魔璃、華麗な上段蹴りを決めるナオ、バレーのスパイクを決めるあすか、天使のように羽ばたく亜麻音と受付、持ち歌である「☆paradise☆」の決めポーズを決めるノノノ、セクシーに踊り出するいなどいずれも必見。 また、逆に女の子がフリコミをすると落ち込んだり悔しがったりするモーションが入る。こちらも役の大きさによって演出が異なり、大きな手を直撃させると非常に官能的なモーションが入る為、そういう意味でも大きな手を狙う価値はある。 対局中はこれらのモーションを含めてギャラリーモードで設定した着せ替え衣装が反映される為、衣装とモーション次第ではパンモロを拝むことも可能。携帯機移植版に存在したカメコ視点以上にセクシーなカットも狙うことが出来る。 スタッフも分かっているのか、後述するドリームカードの中には他のキャラクターを好調にする(大きな手を張りやすくする)効果を持つものが存在する為、それを使用すれば役満専用のモーションも発生しやすくなる。 対局中はフルボイスであり、鳴き以外でも「ピンズは危険ね」「もしかして国士無双を張っている?」といった感じで女の子が喋る為、とても賑やかな対局となる。 但し、長考をすると、「巻きでお願いします」「まだですか」「遅いわよ」と連呼され続ける為、少しストレスを感じる人もいるかもしれない。 キャラクターごとの特色と性能差 3Dキャラの女の子達にも、2Dキャラにもそれぞれ得意とする打ち筋や好みの役や好調や不調といった波、使用する特技といった設定がなされている。いわゆる強キャラ・弱キャラも存在し、それぞれの特性を読んで打ちまわす戦略性を生み出している。 ドリームカード 使用することで有利に対局を進めることが出来るカード。大三元といった役を積み込むことが出来る他、ツモ運を強化、他家の牌を透視、振り込みを1度だけ無効化といった強力な効果を持つ。 カードは使い捨てで、ポイントを消費して交換して入手する必要がある。交換レートはシビアな為、気軽には使えない。 最初から購入できるものもあるが、有料DLCとして更に強力なカードを追加することが出来る。特に国士無双を積み込めるカードは非常に強力。 ちなみに本作の有料DLCはこのドリームカードと特別な装飾がされた卓と牌に関するもので、衣装に関するDLCは初回特典のみとなっている。 インタビュー 夢王戦では対局開始前に3人の女の子からインタビューという形でコメントを伺うことが出来る。決勝リーグに勝ち上がった女の子のコメントも特別なものとなる。普段ではまず勝ち上がらない弱いキャラをわざと勝ち上がらせれば貴重なコメントを聞くことが出来る。 明らかにモチーフは女優モノのAVによくあるアレである。 評価点 割としっかりしている麻雀要素。 夢王戦を除いて、対局前にローカルルールの有無についてなど細かなルール設定が可能。 また自分がどの役を何回アガったのかといった記録を閲覧することが出来る。 充実したギャラリーモード 女の子を180度のアングルで見渡すことが出来る。本家ドリームクラブではできなかったアングルで女の子を見渡すことが可能。モードを問わずに、対局すればポイントがたまっていく。一定のポイントをためると階級が上がり、ギャラリーモードでの髪型変更や新たなコスチュームが解禁される。 本家ドリームクラブに存在した衣装は勿論のこと、新規衣装も豊富に用意されている。なお過去作品で対応する有料DLC衣装を購入していると解禁を待たずに使用できる。ちなみに初回購入特典のDLCを除いて衣装は全て作中内で解禁可能。 飲酒描写が一切無いにもかかわらず対象年齢17歳以上に指定されていることから察せられるが、キープアウトテープやセックスィー水着、ヴィーナス(貝殻水着)など過去作品で価格が高めに設定されていた非常に過激な衣装も用意されている。 本家ドリームクラブに存在しなかった新たな衣装もかなり個性的。何故か男物の学ランである学生服、褌&網タイツの忍者、露出度ゼロの宇宙服、色気皆無のオヤジスタイルなハラマキ、極めつきは全身タイツ(初回特典)など、ネタに走ったものも少なくない。 初心者でも楽しみながら麻雀を覚えることが出来る。 入門モードでルールを細かく確認することが出来る他、応援モードでは女の子達からの助言を受けながら麻雀をすることが出来る為、初心者でもとっつきやすい。 キャラものの麻雀ゲームでこの手の入門教室が実装されている作品は意外と少なく、『雀・三國無双』や『咲-Saki- Portable』などには無い評価点と言える。 対戦モードでは女の子の可愛いモーションとリアクションが楽しめ、応援モードで1位になればご褒美をもらうことが出来る為、漫然と打つだけのプレイにはならない。 前述の通りモードを問わず対局を重ねれば段位が上がって過激なコスチュームを解禁できるのもプレイヤーの目標となってやる気を引き立ててくれる。 対局すればするほど過激なコスチュームを使用可能になるという点もある意味バカゲー的な要素と言えるかもしれない。ちなみにDLCで解禁せずに段位を最高にして全ての衣装を解禁するには半荘を150~200回くらい対局する必要がある。 1位を取り続けることで最も早く段位を昇格させることが出来る。たとえ4位でもポイントは貯まる為、初心者でも対局し続ければやがては衣装を解禁できる。 但し過去作品のDLCを全て購入しているプレイヤーはゲーム開始時に大半の衣装が解禁されてしまう為、少し目標が減ってしまうが。 このように女の子達の存在が初心者でも飽きさせずにやる気を引き出す要素としてしっかりと機能している。単にキャラを流用しただけの麻雀ゲームから脱却しているのは評価できる。 無論女の子に囲まれて、もしくは応援されて対局するのは麻雀経験者であっても楽しめる要素であり、女の子達のリアクションを楽しむために大きな手をアガる、あるいは直撃を狙うといった戦略性にもつながっている。 原作のキャラ性を失っていない。 ミステリアスで隙のない性格の魔璃や受付、既に他の麻雀ゲームに多数出ている理保が強キャラだったり、ドジなみおや根が素直な魅杏が弱キャラだったりと、強さや打ち筋の設定はキャラクターに合っており、違和感は全く無い。 モーションやボイス等でも通り一遍のリアクションにならず、前述の通り多彩な演出でキャラ付けをする努力は大いに感じられる。 ダーリンボイス 応援モードとオンラインモードで女の子達がプレイヤーの名前を呼んでくれる機能。無料DLCの為、ダウンロードすることで設定できる。 名前の例は「あーちゃん」「ひろくん」「としくん」「じゅんくん」「よしくん」といったもので、種類も豊富で100種類以上存在している。最初は呼ぶ頻度が少ないが何回も指名していると頻繁に名前を呼んでくれるようになる。 基本的に名前を呼び捨てにする魔璃、プレイヤーをお兄ちゃんと呼ぶ雪、ミジンコ呼ばわりする遙華など、元々特有の呼び方があるキャラは設定すると少しイメージに合わなくなる面もあるが。 この手の機能を待ち望む声は多いが、導入されているのは今作のみで、恋愛シミュレーション本編としての次作である『ドリームクラブGogo.』でも実装されなかった。 賛否両論点 ストーリー性の薄さ あくまでも雀荘ドリームクラブを舞台に麻雀をするゲームであるため、本家『ドリームクラブ』のように女の子と親密になることは出来ない。 夢王戦がメインのモードと言えるが、こちらは打つのが大半のモードであり、ストーリー性は少ない。 応援モードでは1位になれば女の子からご褒美のキスや告白といったご褒美が貰えるのだが、本家『ドリームクラブ』ではキスやエンディングまで到達するのに苦労するのに、こちらでは半荘で1位になっただけでキスされるというのも少し違和感がある。 せめて1人の女性会員を指名してタッグで勝ち抜いていくモードなどを用意して、勝ち抜く度にインタビューでコメントを貰え、優勝すればキスのご褒美…という流れならばいくらか自然だっただろう。 ただ、元々完結しているドリームクラブのシナリオに麻雀要素を無理に組み込んでも、話の展開が破綻してしまう可能性が極めて高い為、仕方のない面もあるが。 一部のキャラクターの圧倒的な強さ 作中で王者として扱われている魔璃と受付は抜きんでて強く、この二人と戦うことになる夢王戦決勝リーグは相当な難関。高確率で大きな手を聴牌する魔璃と、速攻で聴牌する上にこちらの待ちを見抜く受付の組み合わせは非常に厄介で、自分が守りに徹して反撃の機会を窺っているうちに他家がトバされて終了ということもザラにある。 その他にも的確な和了を見せるアイリや、好調だと爆発的な強さを発揮するノノノが予選リーグの壁となりやすい。この2人は予選リーグを高確率で勝ち抜いて来る為、そうなると決勝が更なる難関と化す。 予選リーグでアイリ・ノノノ・理保といった強キャラを集中砲火して下位に沈めればいくらか楽になる。ただし魅杏やみおといった弱いキャラが勝ち上がった場合でも受付と魔璃に振り込んでしまいトバされるケースになりやすい為、違った方向で高難度となる。 彼女らのような強キャラ以外でも好調になると数順でリーチをかけてくることも少なくない。全体的に手ごたえのある難易度となっている。 こちらがドリームカードを使用すれば対等に渡り合える。 ある程度手ごたえがないと達成感も無くなる為、一概に問題とも言えないが。ドリームカードを使わずに夢王戦を制覇した達成感は言い尽くせないものがある。 問題点 インターフェイス面の不備 俯瞰視点にしていても対面の牌が見づらい。牌の種類を複数用意されている中から選べるため、見やすい牌を選べばいくらか楽になる。 ちなみに舞台も選ぶことが出来る。本家ドリームクラブ店内を模した「通常店」と、海辺のロケーションで水着姿が映える「南国店」に加え、そして宇宙空間を舞台とした「宇宙店」の3種類。変なところをこのゲームから引き継いでしまっている。ちなみに夢王戦決勝は舞台が宇宙空間で限定される。 一部テンポの悪さ。 俯瞰視点にしてもツモ切のモーションが入る為、テンポは少し良くない。 一応視点切り替えボタンを連打し続ければモーションをキャンセル出来る為、少し面倒だが一般的な麻雀ゲーム並みのテンポは保てる。 鳴きが入るとそのたびにカメラがメイン視点に切り替わる。常に俯瞰視点で対局したい人にとっては少し面倒。 自分の番になっても、リーチを掛けたとしても、牌を自動で自模らない。ドリームカードを使用するチャンスがある為だが、この点を煩わしく感じる人も居る。 誰がどの席に座るのか選べない。 麻雀では当然と言えるが、グラフィックを見渡せるこのゲームではネックとなる。 対面で胸の谷間を拝みたいキャラが横に座ってしまう、太ももが露出している衣装を着せたのに対面に座ってしまう、眼帯をしている魔璃が右隣に座ってしまい顔がよく見えなくなるといった事態も起こりうる。 本家の衣装が全て実装されている訳ではない 本家ドリームクラブで制服はSMLの3サイズに分けられ、サイズが合う制服は着せ替えさせることが出来たのだが、この作品ではそれぞれ固有の制服しか着せることが出来ない。 DLC衣装もネガティブウェア・彩の衣装・メンズワイシャツ・ドリームエプロンと言った、いくつか存在しないものがある。 後者2つは明らかに「水着」ではなく「下着」の為、CERO対策という大人の事情が絡んでいたということも考えられるが。 入門モードも万全では無い。 あくまでも辞典的な説明のみで、実際に卓を囲って流れを説明するチュートリアル形式が無い為、少しわかりづらい点もある。 対局中に閲覧できるのは役の種類と得点表のみで、用語集を閲覧できない。プレイヤーが本当に麻雀初心者だと「平和がねらい目ですよ」と助言を受けた場合でも、役の条件を見て「オタ風ってなんだっけ…?」と疑問に思う事態だって十分起こりうる。 総評 キャラを流用しただけのよくあるゲーム…と思いきや意外と作り込まれている作品。 ドリームクラブのファンアイテムとしても合格点であり、万全では無いものの麻雀を知らない人でもルールを覚えながら楽しく麻雀を打てる。 この点についてもしっかりと配慮がなされているため、麻雀未経験者でも十分購入する価値はある。 一方、麻雀経験者であった場合でも女の子に囲まれて明るい雰囲気で楽しむことができる。 その上、たとえ負けたとしても女の子の可愛いリアクションが目の保養となるため、間口の広い麻雀ゲームと言えるだろう。 それだけに、難点であるインターフェイスの不備と、ストーリー性の薄さがただひたすらに惜しまれる。 この2点についてキチンと手を加えた上で、さらにより丁寧な初心者向け講座などを追加していれば、あるいは名作と呼んで差し支えない作品になっていたかもしれない。 余談 『THE どこでもギャル麻雀』の主題歌である「テンパイ☆LOVE」が本作のエンディングとしても使用されている。 原作で同曲を歌っていた理保(双葉理保)が本作にも登場しているが、本作では彼女ではなく受付がボーカルとして歌っている。 今作でお披露目となった受付の持ち歌「風を集めて」は舞台版ドリームクラブではダンス付きで披露されている。残念ながら『Gogo.』には逆輸入されなかった。
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スーパーカセットビジョンソフトの発売日順一覧。 年代順 1984年 1985年 1986年 年代順 1984年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 不明 ルパン三世 バルセロナ洞穴脱出作戦 ACT なし ネビュラ SHT なし 1985年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 不明 スタースピーダー RCG 良 1986年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 不明 マッピー ACT 良
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ネオジオポケットソフトの発売日順一覧。 カラー対応ソフトは「C対」、カラー専用ソフトは「C専」を備考欄に記載。 年代順 1999年 2000年 年代順 1999年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 6月10日 サムライスピリッツ!2 FTG なし C対 12月22日 頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM FTG 良 C専 ファーゼライ! SRPG なし C対 2000年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 1月27日 SNK GALS FIGHTERS FTG 良 C専 3月16日 幕末浪漫特別編 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~ FTG なし C専 11月23日 INFINITY cure. ADV なし C専
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土日の深夜または午後2時ごろに主がスパロボ以外のゲームをプレイすることがあります。 【持っているゲームリスト 進行状況】 バイオハザード4 第一部完? たまにミニゲームとかするかも? 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II 全機体入手済み 基本は対戦。リクエストはいつでもお申し付けください エゥーゴVSティターンズ おそらく全機体入手済み リクエストはいつでもお申し付けください ガンダム無双 Special オフィシャルは既にクリア済み リクエストはいつでもお申し付けください
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パロディウスだ! 【ぱろでぃうすだ】 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ 開発・発売元 コナミ 発売日 1990年11月30日 定価 5,800円 判定 なし ポイント FC版グラディウスシリーズの中では最も業務用に忠実その代償として処理落ち・チラツキが頻発ちちびんたリカが無念のリストラ グラディウスシリーズ 概要 システム・変更点など 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1990年4月25日に稼働した『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』のファミコン移植作品。 ファミコンへの移植に伴い『~神話からお笑いへ~』のサブタイトルが削除された『パロディウスだ!』名義での発売となった。 アーケードで好評を得ていたグラディウスシリーズの最新作がファミコンで遊べると聞いて大喜びしたプレイヤーも多かったのだが… システム・変更点など 基本的なシステム自体はほぼAC版と同様なので割愛。FC版での変更点を以下に記す。 ステージ構成 計7面。AC版の10面のうち4つ(4・6・7・9面)をカットし、オリジナル面(遊園地)を3面に追加している。 1 2 3 4 5 6 7 AC1面(海賊) AC2面(ピエロ) 新規(遊園地) AC3面(お菓子) AC5面(モアイ戦艦) AC8面(北極) AC10面(要塞) 3面「速いぜ!ジェットコースター!」:遊園地をモチーフにしたステージ。観覧車やジェットコースター、バイキングといった遊園地の遊具をモチーフにした敵やギミックが多く登場。ちなみに、ステージ内のジェットコースターの敵を倒し空になったジェットコースターに乗る事によって、中ボスまで高速スクロールで進む事が出来る。ボスは便器をモチーフにした「ウーンボットン」。 更に今作ではFCへ移植されるにあたって、7ステージ中4ステージで特定の条件を満たすことにより隠されたステージに行く事が出来る、所謂「エキストラステージ」も追加されている。 1面:ステージ内の天井を破壊する事で侵入。空の上をモチーフにしたエリアで、初代『グラディウス』3面のマザーのパロディの雲形の敵が登場する。 3面:ステージ内の壁を破壊する事で侵入。AC 9面(墓地)をアレンジした物で、同ステージで特徴的だった鬼火の大群や同ステージボス「吉原ダユー」をモチーフにしたボスも待ち構えている。 5面:モアイ戦艦の最初に登場する「よしだ君」の破壊した上で口の中に入る事で侵入。モアイ戦艦の内部を探索するという、MSX『グラディウス2』の戦艦内部を意識した様な作りのステージ。もちろん登場する敵は全てモアイ。 6面:AC版における氷づけのゴーレムがいた場所にある入り口から侵入。AC版4面で特徴的だったグラディウス名物「火山噴火」が待ち構える他、AC版では氷づけにされていたミニゴーレムも登場。 また、各エキストラステージの最後では操作中の自機を別のキャラに変更する事が出来るカプセルを獲得する事が出来る。 難易度選択 本作では自機とパワーアップモードを選択した後にゲームの難易度を選択してからゲームを始める形式。 難易度はEASYからHARDまでの3段階。 難易度が高いほど敵も強くなるのだが、HARDでは1面から打ち返し弾が発生する様になる関係でクリア自体も困難になる。 白ベルの効果変更 白ベルはAC版では台詞で攻撃するメガホン攻撃だったが、FC版では取得すると自機が1upする効果に変更された。 評価点 ファミコン版「グラディウス」シリーズで最も業務用に近い内容であること 「FC版グラディウスII」から更にアーケードに近くなった自機の装備。 「ビックバイパー」はレーザーこそ『沙羅曼蛇 (FC)』と同様のまま(後述)だが、『グラディウスII』で4個装備が実現していたオプションのグラフィックがAC版により近い物に書き直され、バリアもフォースフィールドからシールドに変更。シールドは見た目こそはAC版に似ているが実際は自機の全身を覆うタイプが採用されていたFC版『グラディウス』とは異なり、前方のみを防ぐタイプになっている。レーザーは当たり判定・グラフィック共に『沙羅曼蛇 (FC)』の物と同様だが、レーザーの長さがAC版と同様に変更。 『グラディウスII』の4番装備ことタコのリップルレーザーは、これまでのFC版グラディウスシリーズでは地形などに当たってしまうと消滅してしまう事からAC版から大幅に弱体化してしまい、所謂「罠装備」として扱われていた。だが、本作のリップルはAC同様に地形に当たっても消滅しなくなった他、全体的に敵の耐久力も『グラディウスII』から低下していることも相まって、結果的にAC版同様の性能へと改善された。加えて、バイパー同様に前方シールドも存在している事から、こちらもAC版の装備を再現。 バイパー、タコ以外の2体も大体AC版の装備を再現している他、前2作で採用された2段階方式のパワーアップも廃止されているため、装備内容及び機体間バランスはおおむねAC版と同等と思っても良いだろう。 よりアーケードに近くなったステージ・ボス これまでのファミコン版グラディウスシリーズは『沙羅曼蛇 (FC)』3面ではアーケード版のプロミネンスや火炎弾に加えてファイヤードラゴンが登場していたり『グラディウスII』3面では火山とクリスタル面が統合されていたりと、オリジナル色が強い構成だった。 しかし、今作はよしこのミサイルや2面中ボスといったグラフィックの差し替えこそあるが、基本的にステージの地形や構造、仕掛けに敵配置や背景といった要素の多くがアーケード版をなぞっている。ボスキャラもパターンや動作など基本的に業務用を忠実に再現しているため、これまで以上に業務用に近い内容のステージをファミコンで味わう事が出来る。 特筆なのが『グラディウス』の要塞ステージのパロディである最終ステージ「タコの要塞」。 『グラディウス』がACからファミコンに移植された際の要塞ステージは、当時のロム容量の都合なのか電磁バリアやシャッター前の触手がカットされたりラスボスのゼロスフォースも自爆を待たなければ倒せない仕様に変更されていたりと、お世辞にもAC版とかけ離れていた内容であった。だが本作における「タコの要塞」は、ロム容量の増加や技術力の向上によってファミコン版グラディウスでオミットされていたそれら要素をAC版に忠実に再現されている。要するに「初期の作品で出来なかった事を時を経たうえでリベンジを果たす」という点を主役機のビックバイパー共々このステージで実現していて、結果的にFC版グラディウスシリーズの最後を飾るのに相応しい面と化している。 各ステージ内のBGMはファミコン版『グラディウスII』からの流用や一部楽曲の削除こそ見られるものの、こちらも比較的AC版に近い内容の楽曲を使用している。 本作以前のグラディウスシリーズは家庭用ハードで業務用に近い内容の作品をプレイするにはX68000といった高価なハードを利用しなければならなかった。 だが、安価で購入出来るファミコンに移植された本作の登場によって、業務用に近い内容の作品を家庭用ハードで気軽に楽しめるようになったと言えよう。 その他 隠しステージの追加 FC版グラディウスシリーズはMSX版のように隠しステージを追加する事が無かったが、本作で遂にエキストラステージが実装された。 家庭用版グラディウスシリーズにおけるエキストラステージは、ステージ内のギミックや構造自体はそれぞれ各ステージ固有ではあるのだが、地形の素材や登場する雑魚敵は他のステージと共通の物が流用されていた。だが、それらに対して本作のエキストラステージは、地形や背景の素材に固有の物を使用、雑魚敵もステージ毎に専用の物が登場する点から、非常に個性が豊かになっている。 各エキストラステージはBGMがAC4面ボスの物に変化する他、3面(遊園地)ではACの9面(墓場)が6面(北極)ではACの4面(日本)がそれぞれ再現されていたり、5面はMSX『2』の戦艦内部を彷彿とさせる構成、1面では初代グラディウス3面を彷彿とさせる耐久力の高い雑魚が登場するなど、小ネタも非常に豊富。 各エキストラステージのラストに存在する操作中のキャラクターを他のキャラに変更するカプセルを利用する事によって「ゲーム途中でエキストラステージ内でカプセルを取得し別のキャラクターに変更してから後のステージを攻略」という様に、一風変わった戦略性のプレイも可能に。またこの仕様を利用し特定機でオプションを7個にするバグ技がある。 賛否両論点 配色について 本作は内容自体は上述の通り業務用を再現しているのだが、流石にスペックの劣るファミコンでの発売らしく配色の再現が難しかったようで、AC版から見たら違和感のあるカラーリングに変更されている。 白ベルの効果変更 原作における白ベルを取得すると使える「メガホン攻撃」は使い勝手こそ非常に悪いが表示される台詞が非常におバカな物で構成されている事から、パロディウスにおける象徴的な存在の一つに分類されていた。 だが、ファミコン版で効果が1UPに変更されてしまった事により使い勝手こそ良くなったが、その反面としてお笑い成分も薄れてしまった事は賛否が分かれる。 ファミコンの描画性能を考えれば、横に長いセリフをちらつき無く表示するのはまず不可能であるため、仕方のないことではある。 ステージ3について 本作のステージ3はFC移植に伴い新規で追加されたオリジナルステージで、観覧車状の砲台や接触すると高速スクロールになるジェットコースターといったステージ内のギミックやボスも非常に独特。 なのだが、今作のステージの多くは比較的AC版に忠実な内容が中心であることに対して今作オリジナルのステージ3は浮いて見えてしまいやすく、AC版のプレイヤーから「蛇足」と捉えられがち。 ちなみに、同ステージではルーレットカプセルが多く配置されていて、ジェットコースターも利用すると高速スクロールになるのだが、これら要素がFC版でカットされた6面の代わりとして見るには焼け石に水程度と言わざるを得ない。 EDの内容変更 本作のEDはAC版からOP曲のボーカル版である「パロディウス音頭」が流れる物に差し替えられている。 ED内容自体はパロディウスに相応しい非常に愉快な物だが、AC版に思い入れのあるプレイヤーから「ここは変えて欲しくなかった」と言われてしまう事がある。 問題点 処理落ち・チラツキが多すぎる 本作を少し遊ぶすると大体分かる点だが、ゲームプレイ中に頻繁に処理落ちやスプライト欠けが起こってしまう。これによってゲーム自体も遊びにくいと言わざるを得ない。 何故、本作が処理落ちやチラツキが多すぎるのかというと、その理由はそもそものゲーム内容にある。というのも、これまでのFC版グラディウスシリーズではハード特有の低容量を補うためか、業務用の再現を止めてオリジナル要素を中心の作りに変更しキャラのサイズも縮小化させた事によってスプライトを上手く抑えていた。だが、本作はキャラクターや背景、自機の装備を業務用とほぼ同じ内容で再現してしまったことから、結果的に処理落ちやスプライト欠けが頻繁に発生するようになってしまったという。 ファミコンで無理して業務用を再現しようとせずに、前作同様、オリジナル要素を中心にすれば良かったのに… 使いづらくなったベルパワー AC版『パロディウスだ!』では赤(菊一文字バリア)か青(スーパーボム)のベルパワーを所持している状態でミサイルボタンを押すとベルパワーを発動させる事が出来る事から、「いかにどの場面でベルパワーを使っていくか」という様な戦略性も存在していた。だが、FC版はボタン数の関係でショット及びミサイル発射ボタンが一つに統合されていて、ショットを発射する際にベルパワーも勝手に発動してしまう。これによってAC版から赤と青のベルパワーが使いにくくなってしまった。 ちなみに、本作の後に発売されたGB版でもこの問題は存在。従ってPCE版発売までの間でベルパワー関連が課題になる事に… 2面中ボスについて AC版の2面で中ボスとして登場する「ちちびんたリカ」はその巨大な姿や露出度の高い衣装、元ネタのクラブから受け継がれた腰振りが多くのプレイヤーにインパクトを残した。だが、当時の任天堂ハードに出演するにはあまりにもエロい姿だった事からリストラを喰らってしまい、代役として露出が低くデザインも無難な「ミス・ミシタリーナ」に差し替えられてしまった事はAC版のファンから批判されやすい。 なお名前の由来は「見したりーな(=もっと見せてやれよ)」という意味合いであり、スタッフ側からも変更は苦渋の決断であったことが窺える。 更に同キャラの動き自体もAC版より格段に遅く、登場から撤退まで非常に時間が掛かりやすい。プレイヤーへのストレスも溜まりやすく、人によっては「本作最大の難関」と称されてしまう事も。 結局ミシタリーナの登場はFC版1回限りとなったため、凡庸なデザインも災いしてかFC版の不満点を一身に受ける存在として挙げられやすい不幸なキャラとなってしまった。 総評 ファミコンにおけるグラディウスシリーズは1985年に発売された『グラディウス』から順当な発展を遂げていき、AC版の内容をほぼ忠実に再現した本作が終着駅となった。 このことから本作はハード性能を考慮すると良く出来た「技術力の結晶」ともいうべき作品ではあるのだが、頻繁に起こる処理落ちによってプレイしづらく、総合的な評価も落としてしまった。 とはいえ、本作は内容自体は良かったものの、致命的な欠点で評価を落としてしまった作品。 このため、「もう一工夫」さえあればファミコン版グラディウスシリーズにおける「有終の美」を飾ることが出来たかもしれない、実に「惜しい」一本と言わざるを得ないだろう。 その後の展開 本作発売後の1991年4月5日にゲームボーイに『パロディウスだ!』が移植された。 同作はスペックの劣るゲームボーイながらアーケード版の内容を実によく再現している、かつ本作のような処理落ちやちらつきも上手く抑えられている点も相まって、多くのプレイヤーから好評を得る結果になった。件のちちびんたリカも登場が実現している。 それによって皮肉にも「AC版の忠実移植」を謳っていたFC版の肩身も大幅に狭まってしまう事に……。 また、本作発売の同年12月21日にスーパーファミコンに『グラディウスIII』が移植された。 同作はファミコン版『グラディウスII』の流れを継いだアレンジ色の強い移植なのだが、上位ハードへの移植やアレンジの内容や難易度も絶妙だった事から、本作とは逆に好評を得る結果になった。 同じくスーパーファミコンでは翌年の1992年7月3日に『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』が再移植されている。 当時の家庭用ゲーム機では最も移植度が高く、SFC版より後から出たPS/SS版に見られるような一部演出の移植漏れもない。 ちちびんたリカもGB版に引き続き登場が許されたものの、諸般の事情で腰振りダンスが削除されることになり、ベルパワー「メガホン」の台詞の1つに「腰振らせてよ!」という自虐ネタが仕込まれている。 また、本作発売後の1991年1月5日にコナミの人気キャラクターを起用したクロスオーバーお祭りゲーム『ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城』が発売されており、その中でグラディウスをモチーフとしたステージがあるが、そのコミカルな作風から本作のパロディウスだ!をベースにした作風となっている。 余談 今作は実は後にBEMANIシリーズを立ち上げる人物の一人である「HIRO総長」こと竹安弘氏がコンポーザー参加した事が確認されている最古のコナミ作品だったりする。
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スパロボTRPG完全版 サンプル敵ユニットデータ スパロボTRPG完全版 サンプル敵パイロットデータ
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幻想少女大戦とは、サークル「さんぼん堂」が製作中であるスーパーロボット大戦のシステムをベースにした同人ゲーム。 さんぼん堂様のHPはこちら。 概要 本作の内容は上海アリス幻楽団作成の同人ゲーム、所謂「東方シリーズ」のキャラクター・世界観に基づく二次創作ものであり、そこにスパロボスタイルのシミュレーションRPG的ゲームシステムを用いたものとなっている。多少意訳すれば「SRCを用いて東方二次創作を作った」的なゲームと考えて差し支えない。 しかし本作は、2009年初頭にWeb上で開発中動画が公開された際、その時点で既に図抜けたクオリティを予感させるものであったため、一部で高い注目を集めていた。そして2009年12月の冬コミ77において頒布された体験版(翌1月の30日にWeb上で頒布が開始)においてその期待は確信へと変わることになる。 秀逸な点 基本は本家スパロボをほぼ忠実に再現しており、スパロボ経験者なら全く違和感なくプレイに入れる。 戦闘アニメがとにかくよく動き美麗。諸々勘案すると、据え置き機ならα~α外伝程度の水準は超えているように思われる。 曲についても、曲単体でアレンジ集として販売に足るクオリティ。 3段階の難易度選択も非常に有難い。ルナティックは確かにウィンキー時代を思い出す。 動画の段階ではイメージが掴みづらかったグレイズシステムだが、プレイしてみるとかなり奥深い。 スパロボへの愛を感じさせる小ネタがちりばめられている点。そのこだわりの程は本作用のポスターを見れば一発である。 ニコニコ動画には11/13付でコミケ77を見据えた内容報告の動画がアップロードされているが、当該動画には賛辞のコメントが後を絶たない。 【ニコニコ動画】【東方】東方をスパロボ風のゲームにしてみた その4【スパロボ】 今後の展開 現在公開されている「幻想少女大戦 紅」は幻想少女大戦4部作の第一段ということで、かなり壮大な構想があるようである。 関連記事 幻想少女大戦紅(最低限攻略)
https://w.atwiki.jp/seko/pages/215.html
カタログ FOSSILの販売店でパンフレットをもらってきました。 記録としてスキャナーで取り込んだものを掲載します。 実際のパンフレットはレターサイズより一回り小さな紙を三つ折にしたものです。 ここをクリックすると拡大します <表> ここをクリックすると拡大します <裏> 免責事項 当サイトの内容によって被る損害についてサイト管理者は一切責任を持ちません。自己責任の上で情報を活用してください。 記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。 一部引用画像は引用元に著作権があります。 当サイトの内容、写真等に問題がある場合、info @ pamupamu.com までご連絡ください。できる限りすみやかに対処いたします。 説明の便宜上直接リンクがはられている場合があります。不具合がありましたらご連絡ください。 Copyright (C) 2005 by Shigeyuki Seko all right reserved.
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